梅雨の時期には、部屋のジメジメした湿気が気になります。冬の時期には、結露による湿気で
「いつの間にか畳にカビが生えてしまった」という経験がある方もいるのではないでしょうか。
【畳にカビが生える原因とは】
カビは、「温度」「湿度」「空気」「養分」の4つの要件により発生します。「部屋の風通しが悪く、湿気が多い」
「暖房で気温が高くなっている」「畳の掃除が不十分で埃や汚れが溜まっている」などの状況がこれらの要件を満たします。
特に、これらの4つの要件の中でも「温度」「湿度」は重要な要素で、「室温が20~30度」「湿度75%以上」
の状態が続くと、カビが繁殖しやすくなります。
畳表には、天然素材のイ草が使われています。イ草には高い吸湿能力があるので、空気中の湿気を吸収して
部屋を快適な状態に保ちます。しかし、湿度の高い状況が続くと、イ草はそのぶんの湿度も吸収するため、
カビが繁殖しやすくなります。
また、イ草は新しいほど湿気を吸収する力が強いので、温度や湿度が同じ場合、カビは古い畳よりも新しい畳の方が
発生しやすくなります。新品の畳に張り替えたときなどは、カビが繁殖しないような対策をとる必要があります。
【畳のカビ取り方法】
・薄くカビが生えている場合→晴天の日に窓を開け換気をしながら、畳目に沿う様に
ゆっくり掃除機をかけ、カビを吸い取ります
注)掃除機の排気でカビの胞子が飛び散らないように気をつける。
・掃除機だけではカビを除去出来ない場合→畳に消毒用アルコールをスプレーして20分ほど放置して下さい。
その後は、古い歯ブラシを使ってカビを掻き出します。
消毒用アルコールが無い場合、酢を10倍に薄めた液を作り、雑巾にその液を含ませて固く絞った後、
畳目に沿ってカビを拭き取ります。
注)新しい畳の場合、酢を使用すると変色する事があるので、取り扱いに十分気をつけましょう。
和室を快適に使うためにも、カビが繁殖しづらい環境を整えましょう。
最近では天然イ草の他に、和紙製の畳おもてや樹脂性の畳おもての商品が有ります。
天然イ草・和紙製の畳それぞれの特徴が有ります。
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