◎住まいの自分でできるお手入れとメンテナンスのポイント
住まいは生活の基本、気持ちよく暮らしていくためには、日ごろから
自分でできる範囲のお手入れやメンテナンスをしておきたいですね。
【フローリング編】
フローリングの劣化や汚れなどをできるだけ防ぎ、きれいな状態を長持ちさせるためには、日頃のお手入れが大切です。
フローリングの通常のお手入れ方法には、掃除機やモップなどを使ったほこりやゴミの掃除と、乾拭きが挙げられます。乾いたモップや雑巾を使うことで、掃除機では吸い取り切れなかったような細かいゴミも取り除くことができます。
*注意点
スチームモップやスチーム掃除機は、水分や摩擦によってフローリングを傷めてしまうことがあるため、使用は避けましょう。水分によってひび割れや反り・膨張といったトラブルを起こす可能性があります。
水に濡らした雑巾を使用する際は固く絞って、水分が床に落ちてしまわないよう注意しながら使用します。
日常生活で気を付けたいこと
お手入れだけでなく、普段の生活でもフローリングを傷めないために注意すべきことがいくつかあります。極度の乾燥や日焼け、水気などでフローリングが部分的に傷んでしまうと、見栄えも悪くなってしまいます。
◎観葉植物や水回り、窓際の水分に注意
水分を床にこぼさないよう気を付けていても、観葉植物や洗面所などの水回り、窓際の水気を見落としがちです。
・植木鉢は直接置かず、水受け皿を用意する
・キッチンや洗面所など、水気の飛びやすい場所はマットを敷く
・窓際は雨の吹き込みや結露に注意
◎ストーブやホットカーペットの熱が直接当たらないようにする
フローリングは水分だけでなく、乾燥や熱でも傷みやすいため注意が必要です。床のひび割れや反りの原因となってしまいます。
・ホットカーペットは直接敷かず、断熱マットなどを下に敷いて使う
・床暖の場合は、床暖対応のカーペットを使用するようにしましょう
◎浴室の脱衣所、洗面所は十分換気をしましょう。
入浴後は、必ず浴室、脱衣所洗面所の換気をしましょう。
不十分な換気のままで湿気の水分が床に付着したまま放置していると、床の表面の劣化を招きます。
◎日焼け予防をする
・昼間は遮光カーテンをして、直射日光を防ぐといいでしょう。
日ごろのメンテナンスは、住まいを美しく保ち、耐久性の維持にもつながります。
思い出のつまった愛着のある住まいのおいて入れで、次の世代へと受け継ぐことができますね。
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