住まいの天敵シロアリの特徴と予防

 

「吉永建設の家」定期点検で床下点検サービス( *´艸`)

 

平成20年度から「吉永建設の家」のご購入を頂きました住宅の定期巡回点検サービスを行っています。

1年目・2年目・5年目・10年目と住宅の健康診断

新築時の防蟻施工の効果が切れる、5年目・10年目床下点時に点検業者を同行させて頂き

床下サービス点検を実施させて頂きます。

 

床下各所の写真を見ながら、点検状況の結果をプロがご説明

後日、郵送にて「点検報告書」を無料でお渡しさせて頂きます。

 

シロアリの被害は、日ごろ見る事の出来ない床下で発生します。

節目の年には、床下点検をすることで、大切な住まいの健康診断

 

 

白蟻の特徴

 

シロアリは木材の表面から食べ始めることはありません。まずは木材の中に入り込むと、木材の内側から食べ始めます。シロアリは空気の流れや太陽の光を嫌うため、木材内部に自分たちの道路を作りながら木材を食べ続けていくのです。表面的には被害が見られないため、実はなかなか気づくことが出来ません。

もしも内装材などにシロアリ被害が見つかった場合は、すでに相当の被害が出たあとであることがほとんどです。ちなみに木材表面から劣化していく現象は木材腐朽(腐れ)です。

 

土のような付着物がついて道を作っている

 

シロアリは蟻道(ぎどう)と呼ばれる道を被害部の表面に作ります。見た目は固められた土の様なものです。

 

床下の木材

 

まずは床下の木材の被害です。一般的に床下は木材が露出しているため、被害も見つかりやすいポイントです。しかしながら、普段から見られる場所では無いため、知らぬ間に被害が進行していき下記のようなシロアリ被害となってしまいます。

 

白蟻被害(木以外)

 

木材以外にも、白蟻は色々な物に穴を開けることがあります。ただしこれらをエサにしているのではなく、通り道を作るために加害してることが木材の白蟻被害と異なる点です。

・スポンジ  ・断熱材  ・配管被覆  

 

白蟻被害を受けた建物はどうなるか

 

シロアリの被害を受けたということは、少なからず建物自体にもダメージがあります。特に木造家屋の場合は躯体に木材が使われているので深刻になりがちです。「シロアリに食害を受けたら家が倒れるのではないか」とご相談を受けることもあります。しかし実際にはシロアリだけで建物が倒壊することはほとんどありません。シロアリ被害を受けてしまうと怖いのは耐震性の問題です。

 

 

 

過去の震災で

 

2007年の新潟中越沖地震では、京都大学の調査によると損壊の激しかった40棟の家屋のうち約7割にシロアリの被害がみられたという調査結果があります。阪神大震災でも全壊の建物のほとんどにシロアリ被害がみられたという調査結果もあり、シロアリ被害が地震時の建物倒壊に少なからず影響を与えたと指摘されています。

このように万が一大地震が発生したときに、シロアリ被害があるか無いかが建物の倒壊に少なからず影響を与えている可能性があるのです。

目に見える白蟻の兆候

・蟻道

 

目に見えるシロアリの兆候として挙げられるのは「蟻道」です。

蟻道は、シロアリが作る空気や光を避けるためのトンネル状の道で、土や糞でできています。蟻道は、主に床下の基礎・束、建物外周部の杭、外部基礎などで見かけることが出来ます。

蟻道を見つけるコツは、他より湿度が高い箇所に目を向ける

外回りの荷物の裏の湿気の多い場所、外水道の裏側など

 

蟻道は主に移動のための道として利用されるものですが、蟻土はシロアリが木を食べる場所で風などが入らないように表面を覆うための土です。

材料は蟻道と同じ土ですが、円状や扇状に広がって作られるのが特徴です。

シロアリ以外の生き物で「土で物を覆う」という習性を持った昆虫はいないため、

このような症状が見つかった場合は、専門業者の点検をお勧めいたします。

 

・木材の亀裂 

 

柱などに見られる「木材の亀裂」

シロアリは木材の内側の柔らかい部分を好んで食べ、外側の硬い部分を残す習性がありますが、内側がシロアリに食べられた木材にはだんだん線状の穴が空いていきます。

 

・羽アリ

 

春先の4月~5月はヤマトシロアリの群飛の季節で、この時期が来ると無数の羽アリが外部へ飛び出します。新しい巣を作るための女王蟻・王蟻予備軍といえます。ヤマトシロアリは4~5月の午前中や

雨上がりに、イエシロアリは6~7月の夕方に一斉に巣を飛び立ちます。

この飛行は群飛(ぐんぴ)と呼ばれ、数百~数千頭が飛び立ちます。

 

 

 

床下点検で確認された、*シロアリの蟻道の様子です。

    

大引きの白蟻被害*、木材の亀裂箇所

白蟻被害の兆候が表れる前の予防が大切

 

シロアリは5年を目安に定期的に床下に防蟻処理を施すことで、その侵入をほぼ確実に阻止することができます。

5年ごとに定期的な点検と防蟻処理をすることで、家の健康状態だけではなく

今後起こりうる震災時に家の倒壊から家族を守る事につながります。

 

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